ニッチなジャンルな専門メーカー「分銅」
みなさん「分銅」と聞いて思い浮かべることはなんでしょうか?おそらく多くの人が思い浮かべるのは、小学校の理科の実験室で、天秤に重さを計測するとき乗せて使ったアレ。
1グラムとか2グラムとか5グラムを測るときに律儀に使ったあの小さい重りの物体。
思い出してきましたか?小さな箱のなかに色々な小さな重りがきちんと整理されて入っていたことも。
「持つときは必ずピンセットを使って下さい。
素手で持ってはいけません」と先生によく注意されたことも一緒に思い出したかたもいるでしょう。
理科室には必ずありましたが、実生活では全然お目にかかる機会も耳にする機会もなく、いつしか記憶の片隅に追いやられていたかもしれません。
でも今みなさんハッキリと思い出したのではないでしょうか。
あの分銅を誰が作っているのか気になりませんか?実は専門メーカーがあるのです。
しかも会社の創業は大正5年、つまり創業100年以上の超老舗メーカー。
その名も「株式会社大正天びん製作所」。
社名も渋くて固く無駄がありません。
この会社がどんな種類を作っているのか製品紹介を見てみますと、そこにはやっぱりありました、1グラム・2グラム・5グラムの記載。
いやいやもっとうえがあります、10グラム・20グラム・50グラム・100グラム。
更にそのうえには200グラム・500グラム。
そしてついにはキログラム単位に突入します。
もうピンセットで持ち上げるのは無理です。
1kg・2kg・5kg・10kgと続き最大20kgまでラインナップされています。
こういう計測器をキチンとコツコツと仕上げる職人的に専門メーカーがあってこそ、世の中の実験は成り立っているのです。